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レベッカ・ソルニット著「私のいない部屋」書影

私のいない部屋

レベッカ・ソルニット

2021/09/29左右社

    Description

    女に向けられる好奇や暴力、理不尽の数々を生き延び、サンフランシスコの安アパートで作家になっていったソルニット。その生々しい…

    レベッカ・ソルニット

    1961年生まれ。作家、歴史家、アクティヴィスト。カリフォルニアに育ち、環境問題・人権・反戦などの政治運動に参加。1988年より文筆活動を開始する。歩くことがいかに人間の思考と文化に深く根ざしているか広大な人類史を渉猟する『ウォークス 歩くことの精神史』、「マンスプレイニング」の語を広めた『説教したがる男たち』、その続篇ともいえるフェミニズム・エッセイ『わたしたちを沈黙させるいくつかの問い』のほかに、エドワード・マイブリッジ伝River of Shadows(2004、全米批評家協会賞)、旅や移動をめぐる思索『迷うことについて』、ハリケーン・カトリーナを取材したA Paradise Built in Hell(2009、邦訳『災害ユートピア』)など、環境、土地、芸術、アメリカ史など多分野に二十を越す著作がある。美術展カタログや雑誌への寄稿も多数。